いかがお過ごしですか?
私は夢中になって見ていたNHK朝の連続テレビ小説『花子とアン』が
昨日(9月27日)をもって最終回を迎えてしまい、その感傷に浸っております。
本当に、本当に素敵なドラマでした。
充実した半年間をありがとうございました!と叫びたい気持ちです!!
「花子とアン メモリアルブック」 (撮影:aqui) |
毎回ワクワクし、感動し、涙しと、感情フル活動で鑑賞していました。
明日には美輪さんの「ごきげんよう、さようなら」で締めくくられる、
あの15分間の世界を堪能できないと思うと淋しいばかり....。
(でも、『マッサン』も面白そうですね!)
後日、改めて『花子とアン』についての感想などをしたためたいと思います。
弥生美術館・竹久夢二美術館の渡り廊下にて (撮影:aqui) |
こうして『花子とアン』に想いを馳せ、
本日まで弥生美術館・竹久夢二美術館にて開催されていた
「村岡花子『赤毛のアン』の世界展 〜本を道しるべに、少女たちのために〜」を
観覧してきました。
「村岡花子『赤毛のアン』の世界展 〜本を道しるべに、少女たちのために〜」を
観覧してきました。
美術館のエントランス (撮影(2枚):aqui) |
やはり、花アン効果は半端ではありません!
昨日がドラマの最終回で、本日が展覧会の最終日ということもあり、
沢山の方がいらしていました。凄い観覧者数です。
これぞ国民的ドラマ!!!
(余談ですが、入場券を求め、緑の茂る美術館の外で並んでいましたら、
学芸員の方に「良かったらどうぞ」と虫除けスプレーを勧めて頂きました!!
途中から蚊取り線香も登場☆学芸員の方のお気遣いは素晴らし過ぎます!!)
これぞ国民的ドラマ!!!
(余談ですが、入場券を求め、緑の茂る美術館の外で並んでいましたら、
学芸員の方に「良かったらどうぞ」と虫除けスプレーを勧めて頂きました!!
途中から蚊取り線香も登場☆学芸員の方のお気遣いは素晴らし過ぎます!!)
美術館の渡り廊下の窓から。 風情があり、そして癒されます。 (撮影:aqui) |
展覧会ですが、村岡花子さんの品々をはじめ、
村岡さんの腹心の友であり、「大正三美人」の一人として謳われた歌人、
柳原白蓮さんの展示もあり、見応え十分でした!!
お二人が本格的に執筆活動を開始されたのが大正時代ということもあり、
その展示を大正ロマンをテーマとする美術館でなされたことに歴史的意義、
言ってしまえば歴史的ロマン(!?)を感じずにはいられませんでした。
そして、村岡さんが戦時中に命がけで訳された
『赤毛のアン』の原書(L.M.モンゴメリ著/“Anne of Green Gables”)、および
その翻訳原稿を拝見した瞬間、思わず涙がどっと溢れてしまいました。
柳原白蓮さんの展示もあり、見応え十分でした!!
お二人が本格的に執筆活動を開始されたのが大正時代ということもあり、
その展示を大正ロマンをテーマとする美術館でなされたことに歴史的意義、
言ってしまえば歴史的ロマン(!?)を感じずにはいられませんでした。
ドラマのオープニングにも流れる アンゆかりの地、グリーンゲイブルズのパネル☆☆ (撮影:aqui/※このパネル以外の展示は撮影不可) |
そして、村岡さんが戦時中に命がけで訳された
『赤毛のアン』の原書(L.M.モンゴメリ著/“Anne of Green Gables”)、および
その翻訳原稿を拝見した瞬間、思わず涙がどっと溢れてしまいました。
文化が破壊され、明日はどうなるか分からない戦時下で、
一筋の希望を胸に村岡さんは翻訳されていらしたんだろうなと、
展示品を通して感じられ、思わず胸が熱くなってしまったのです。
一筋の希望を胸に村岡さんは翻訳されていらしたんだろうなと、
展示品を通して感じられ、思わず胸が熱くなってしまったのです。
こうした先人の方々が苦労して残して下さったものを
私たちが今、拝見できるのは本当に幸せな事だなとしみじみ思いました。
同時に、この感覚は決して忘れてはいけないと強く思った瞬間でもありました。
見えづらいと思いますが、ポスター下の一番左側が 『赤毛のアン』の原書“Anne of Green Gables”と村岡花子さんが訳された原稿の写真です。 (ポスタースキャン:aqui) |
それにしても、大正ロマンのかほり漂う美しい館内での観覧はテンションが
上がります!竹久夢二美術館の展示会も素敵です!!
創設者、学芸員の方々のこだわりが感じられるオススメの美術館です♡
(詳しくはコチラ)
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
では、ここは『花子とアン』に倣い.....
ごきげんよう、さようなら。
上がります!竹久夢二美術館の展示会も素敵です!!
創設者、学芸員の方々のこだわりが感じられるオススメの美術館です♡
(詳しくはコチラ)
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
では、ここは『花子とアン』に倣い.....
ごきげんよう、さようなら。
Aki Ishizaka